ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

好感を持たれる方法

のぶさん相談記事「心には、心で」が、おかげさまで、びっくりするほど人気だったので、気を良くして今回も出すんじゃが、、

オットの文章を読むと、人気の理由がわかる。


まず、無駄がない。

文脈の繋がりが自然。

思考が素人でもわかる。

丁寧で、優しい雰囲気。

何よりも、相手に対する愛がある。


勉強になるわあ。。。

あたしも見習っていくケェな!!見ときや〜!!

さて、今回のQは

Q:部長という立場に上がったのはいいけど、何となく空回りしている気がしています。部下が私のことを尊敬していない気がするのです。私の言うことを理解してくれないどころか、期待外れのことばかり。私の指導力のなさが引き起こしていると思うのですが、にっちもさっちもいきません。

これに対し、オットはこう答えています。抜粋して掲載するけんね(といっても長いので時間のある時に読んでくだされ〜)


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「空回りしている気がしてる」

 

と感じる時は、実際は空回りしているのではなく、選択が違っているだけです。

 

あなたは、自分で全てを決めて動いていませんか?

 

選択する時は、なるべく誰かに相談をして決めてください。上の立場だから、自分の責任で決めなくてはならない、と決める必要はありません。

誰かに相談してみると、自分の行動を客観的に眺めることができます。

それがまず最初です。

これでかなり楽になります。

次に、実行を急ぐためには、社員を使うことです。いや、その社員が動かないから自分でやるしかないんだ。と仰るかもしれません。

急がば回れ

という言葉がございます。自分でやったほうが早い。というのは、その場では早いような気がしますが、本当は後々のためによろしくありません。任された社員が、あなたのために頑張りたい!と思えるようにもっていけばいいのです。これについては後述いたします。

まず、仕事の順番について。

全てに当てはまることではありませんが、仕事には正しい順番というものが存在します。その順番を間違えると、時間がかかってしまい、プロジェクト自体の存亡が危ぶまれる可能性も出てきます。自分が考えて出せる正しい順番もありますが、相談した相手の能力や、社員のキャパシティや、会社のポテンシャルによっても随時変化するものなので、出せる仕事の順番は、毎回違います。

あなたの場合、急ぎの案件があって、今、それを成功させたい気持ちであふれていますね。だからついつい、やらなければならないことを飛ばして、先に進んでしまうから周りがついて来れない状況になっている。

 

それは慌てていることになります。

すべて順番通りに確実に進めることが、急ぐことなのです。慌ててはなりません。

選択を誤らず、慌てず、急ぐ。

では、どうすれば正しい順番がわかるようになるのか、それは人に聞くこと。人を思いやること。人の心を深読みし、人の行動を応援していくことで見えてきます。

どういう順番で、何をすべきかを自分だけで独善的に考えるのではなく、相談して教えていただくのです。

その聞き方は、ただ、ヒントをください、ではいけません。自分はどうしたいのか、を自分なりに考えてから、

 

「これについてはどう思いますか?」

 

と聞いてください。それから、思いつきで行動するのも厳禁です。思いつきは、ほとんどが思い込みです。時折うまくいく時がありますが、それは何度も続きません。

ちなみに、すでに自分で完全に決めてしまったことを相談するのは原則、無しです。

自分でやろうと決めたことを告げるのは、連絡です。

人は、その場合、反対しづらいのです。いやいや応援するモードにしかならないのが普通です。

しかし、どうしても最初に自分で決めなければならない時もあります。自分が決めたのに、相談する形をとりたい時は、嘘も方便です。「まだ決めてないんだけど」という前置きを使いましょう。それがあると人は、相談と認識して、しっかりあなたの立場になって考えて答えてくれます。

その相談をした後、自分で最初に決めたことを翻して、内容を変更するのはありです。

変更しないのもありです。

選択権は相談したあなたにあります。

冷静に考えて、相談しつつ相手の言葉に敬意を表し、しっかり順番を決め、正しい道を選びながら、自分も社員も会社もみんなが喜ぶ仕事にもって行く。それが長としての役割です。


さて、話は基本的な部分になりますが、念のためお話ししておきます。釈迦に説法になるかもしれませんがお許しください。任された社員が「あなたのために頑張りたい!」と思えるように持っていくための考え方をお伝えします。

長(おさ)は、社員の未来を考えて行動しなくてはなりません。

前提として、社員が一番大切です。

お友達や、家族よりも大切です。

その大切にしているあなたの気持ちが、皆にわかるように、皆に伝わるように、いつでも表現できるようにしてください。

簡単な方法は、面と向かって褒めること。あるいは、当人がいないところで「あいつは凄い。」と褒めることです。

劇的な方法は、流行りのSNSなどで時折社員自慢することです。ただし、毎日ではうざがられます。時折、が大事です。もちろん、顔出しや個人情報を掲載するのはNGで。


うちの社員はここが凄い。

到底俺にはここまでできない。

このパワーを見習いたい。

よく勉強しているからこそ出た言葉がこれだ。

信じ合ってこそできるうちの社員のチームワークでこのプロジェクトは成り立っている。

俺もこうしちゃおれん。さあ気張れ。進め。


自分の身の回りのことを発信するより、社員の素晴らしさを表現している長がこのSNS上に何人いるでしょうか。あなたが何を大切にしているか、で表現方法が変わります。

うまくいく会社は、社員を大事にしています。というか、社員のことを尊敬しています。それが見える状態にしておくことで、安心感という風が吹きます。

もしあなたが、たとえば出張先で出会った感動的な素晴らしい景色を、社員たちにも見せたい。と思った時、どうしますか?

例えば富士山。新幹線から綺麗な写真が撮れたとしましょう。その写真をSNSで掲載し、一言添えるとしたら。

いつか連れて行きたい。

一緒に登るぞ。てっぺんまで。

目標はまず日本一。

決意を新たに。行ってきます。


これを読んだ社員は、この言葉に自分で追加して読みます。


「部長そういえば、いつか富士山の見える温泉に社員旅行に行きたいって言ってくれてたなあ。」

「部長が言ってたな。みんなで一緒にこの坂道を登っていこうと。しんどいけど、てっぺん目指すぞって」

「会社の目標は本当は世界なのに、まず日本一って。地に足つけていこうってことか」

「今日は営業の山だもんな。毎回決意だらけで頑張ってくれてるんだから、俺たちも頑張ろう」

会社や、社員だけがわかる共有メッセージ、ということです。

こう読み取ってもらうためには、普段から社員の接し方は気をつけておかなければなりません。

いつも僕たちのことを見てくれて、考えてくれている部長。

であることを、定着させなくてはなりません。そのためには、社員のことをよく観察しなくてはなりません。仕事だけの観察ではなく、普段の服装や顔色や声のトーン、食事の好みや家族のこと、できれば趣味なども。

部長の笑顔の前では「ついしゃべってしまいます、、」くらいの柔らかい態度で、明快に質問する力を養わなくてはなりません。それができたら、どんどん社員を褒めることができるようになっていくのです。観察力がついてくれば、簡単にできます。社員に興味を持つことができれば、偏った恋愛感情ではない『好感』をもちます。するとあなたも偏らず好かれます。

部下のことを観察でき、心から尊敬できた部長の言動は、響きます。なぜなら、自分のことをちゃんと見てくれている人には、心を開くのが人間だからです。

自分に興味のない人(好感を持ってくれていない人)に対しては、心は開けません。

詰まるところ、相談できて、相手を褒めることができる部長は、相手を敬いながら叱れるようになっていきます。すると、だんだん部下から尊敬されるようになっていき、仕事の順番もスムーズに流れていき、プロジェクトも自らが頑張らなくてもうまくいくようになります。

ちなみに、親子関係も同じです。

部長、という言葉を「父親」、部下もしくは社員は「息子」、会社は「家族」に置き換えて読んでみてください。あなたの息子さんに対する接し方も変わってくるはずです。


 

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見事じゃのう。。こうやって改めて読んでみると、納得じゃ。。

オットの文をここに掲載することで、自分の記事のレベルを上げていかにゃおえん、、とプレッシャを感じてたんじゃが、いっちゃんはさすがじゃね。部屋に入ってくるなり、

「さっちゃん。あんたの書くモンゴンはええぞ。心があったこーなるわ。毎回楽しみにしとるけぇ。頑張りられぇーよ」

と激励。

うん

いつもの笑顔のあたしに即戻ったわね( ^ω^ )ありがとござんす。あたしはいっちゃんに好感度MAX❤️

 

 

▽オットの手記による、実話を元に、ドラマ脚本書いています▽