ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

【捨てる】と見えてくる

気持ちの上げ方。

これがなかなか難しいんじゃよ。

モチベーションをどうやって作って、どうやってそれを継続させていくか。

それってあたしの課題でもあったりして、以前三日坊主の記事を書いたけど、そもそもやる気がおきないとスタートすらできない。

そこよそこ。

うん。

あたしの気持ちの上げ方が、皆さんの参考になるかどうかはわからん( ^ω^ )

でもきっと、「さっちゃんらしいわwええんちゃう?」と思っていただける気ぃはする。


早速書いていこう。


まず、ふたつに分けることから始めるんじゃ。

・頑張って絶対やらなあかんこと

・別に急がんし、やってもやらんでも誰にも迷惑がかからんこと

今日明日でやらなあかんと思ってること、例えば10個あるとするやろ?

その10個を、無理矢理ふたつに分けるんじゃ。

仕事が忙しくて、とにかくいつも時間のない人って多分、ほとんどの案件は頑張って絶対やらなあかんこと!の方に入れると思う。そっちのウエイトが大きくなっているはず。

おそらく、

「全てが急ぎのものであり、自分がやらなければ、たくさんの人に迷惑がかかるものばかり。だからやらねばならない!!ふたつに分けるまでもない、全部やるんじゃ!さっちゃんは病院で記事書いているだけやから、そんな簡単にふたつに分けられるねん!」

とお叱りをいただくパターンじゃの。

ごめんせいよう。そうおっしゃらずに最後まで読んでちょ

まずは、ふたつに分ける。

と決めてしまうことが重要で、内容はまだそんなに重要じゃない。

人の頭の中って、複雑そうでいて単純。無理くりでもふたつに分けてしまったら、そのあとは開き直ることができるのが人間のすごいところ。

みんなが持ってる一種の超能力じゃ。

やらなあかんこと。今じゃなくてもいいこと。どちらを選択するにしても、結局はどちらも、「自分が」やりたいことになるってところにまず気づく。主語は自分。

誰がやりたいの?「自分がやりたい」と思っていることが、複数出てきたというところがとても素晴らしい。

お気づきだろうか。すでに、もうここでやる気のスイッチを半押ししている状態じゃ。

もし、何にもやることがなかったら、そもそも、やる気すら起こすチャンスもない。だって、やることがないんじゃもん。

やることがあるってことで、やる気を起こせるチャンス到来ってわけじゃ。

でもって、「頑張って」「絶対」「やらなあかん」というキーワードに負けずにそこを選んだ案件は、いやいやかもしれんけど、やるべき仕事だと認識できている証拠。

あたしは、それを選んだ人をもうそれだけで尊敬する。

責任感もあるじゃろう。義務かも知れん。誰かを押し上げるために頑張るのかも知れん。自分のレベルアップのために頑張るのかも知れん。どんな理由があるにしろ、やるんじゃ。という気概が乗らないと、そこには入れられんキーワードが入っている。


しかあああああああし!

ここからが本題じゃ。

頑張って、絶対、やらなあかんこと。

ここに入った案件達を、

全て、

一旦、

忘れ去る!!!

これが、気持ち爆上げの秘密じゃ。

「おいおいさっちゃん。そんなこと書いてしもうたら読者の皆さんが引いてしまうぞ?」

という心配の声も聞こえてくるが、大丈夫。

これはあくまでも、あたしのやり方じゃけの。


あたしは、人の心の優しさに賭けるんよ。自分の中にある良心。真心。誠心。この心があったなら、本当にやるべきことは、捨てたとしても、浮かび上がってくる。

そして、そのあと、なんの苦労もなく、それができるようになる。

実は、やる気などが起こる手前でそれは済むこともある。


捨てると見えてくるもの。


それは、一体なぜ、それをやらなければならなかったのかが、迫るようにして目の前に出てくる。そして、それは一体誰のためにやろうとしていたのか、顔が浮かんでくる。さらに、それをやることによってどんな目標が立てられていたのかが思い出されてくる。最後に、それをやり遂げた後、自分がどういう思いになっているかのイメージが湧いてくる。

一旦忘れ去って、忘れたままのものは、今やることじゃない。浮かび上がってこなかったものは、後からでいい。

じゃから、浮かんできたものは、あたしを必要としている案件であると結論づけることができる。

ここで、やっとやるべき動機が生まれ、待っている人の喜ぶ顔を思い出しながら、集中して進めることができるようになる。

息がしづらくなって、意識が飛び、体に力が入らなくなってきた時、あたしがやりたいことたくさんあることを思い出した。しかし、全部捨てざるを得なかった。

だって、できなくなってしまう恐れがある状況じゃからの。

だから、もう記事は書かない。書けない。誰にも伝えることもできず、この世を去るしかない。急にくるもんじゃのう。仕方ないか。。人生、こういうもんじゃろうの。

と思いながら、泥のベッドに沈み込む寸前、浮かび上がってきたのは、前回書いた記事の通り、桑山さんの音楽じゃった。

絶妙なタイミングで来てくれたしょーこ姐と、GRACE 〜恵み〜。

あたしの背中を押してくれたのと同時に、浮かび上がってきた大切な人たちの顔。

やる気マックス!気管支もちゃんと広がってくれて、肺も機能してるし、酸素も美味い!

一旦諦めて、捨てようとした命じゃが、それによって現れてきた生きる目標。

これがあれば、最後の最期まで、あたしは自分を愛し切れるじゃろうし、あたしの大切な人たちに言葉を届け続けることができる。

そこに気づけた。

まだまだ勉強できるぞ。

まだまだ発信できるぞ。

まだまだ笑顔になれるぞ。


やりたいことを順番に、楽しみながらやっていこうぞ!

それは誰かの良心をくすぐって、新しい歴史を作っていくモチベーションになるやも知れん。

捨てて、忘れて、頭から離す。

戻ってきたらそれをとことん慈しむ。

荒療治じゃが、効くぞ( ^∀^)

〜ゾンビより愛を込めて〜



藤田朋子さんにご出演いただいた音声ドラマ「また会えたときに」

↓の再生ボタンより視聴可能ですので、ぜひお聞きください。

soundcloud.com

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