ラジオが佳境に入ってきている。
声がいい。。
藤田朋子さんの声。くまさんの声。
二人の演者の声が、どちらも素晴らしい。
病院で暮らしている身としては、呆然と天井を見つめているだけの時間も長く、そんな時、耳元で聞こえるラジオは癒し以外の何者でもない。
第一話からリピートでヘビーローテーション( ^ω^ )
また会えたときに 【1話から順番に再生されます】 on SoundCloud
聴き込んでいくと異世界への扉が開くというか、行けない場所までひとっ飛びというか、会えるはずのない人に会えている気分になれるというか、、、。
岡庭さんに整えていただいた脚本が秀逸過ぎて、この世界にどっぷり浸かれる。横たわっているあたしには、深い沼にハマった感があって恐ろしいほど気持ちがいい。
効果音とBGMがいいタイミングで乗ってきて、お二人の声に見事なほどにマッチしている。
でな。あたしいろんな疑問が湧いてきたんじゃよ。これ、何回リハーサルを重ねたのかってこと。普通、お芝居や映画やドラマ、アニメのアフレコでも、必ずリハーサルがあると聞く。しかしな。。脚本をお二人が掛け合いで読み、それを録音した時間。。脚本の量で逆算してみると、驚いたことに、どうやってもリハーサル時間が算出できんかった。もしかすると、ぶっつけ本番で録音されたのではないかと思うんじゃよ。
ということは、じゃ。
完全な脚本ができたのが、1週間前。そこから時間のない中、お二人は相当一人稽古で読み込んできたと推察。そしてさらに時間のない録音タイム。リハーサルする間を削って、本番に入り一発録音。そのまま編集に突入したんじゃと思う。
なのに、この完成度の高さはなんじゃ!
お二人のこの作品に対するリスペクトと、プロとしての経験値と、あたしの命の時間を思って集中していただいたからと、感涙。今更ながら、この企画実行の凄みを感じておるところ。
よりたくさんの人に聴いていただきたいと願うばかりじゃが、宣伝するにもお金がかかるし、本当に良いものでも埋もれていく作品もこの世にはごまんとある。あまり高望みをしてはならぬが、それにしても、、世界に叫びたい衝動に駆られる。
ラジオドラマを聴いて楽しむだけでも十分じゃが、その裏側にあった制作側の頑張りも伝えたい。メイキングの記事をたっぷりと、福井のみーちゃんが投稿してくれたが、あの明るい裏側のさらに裏側には、演者の努力と、本番での全集中があってこそだったこと。
こうして最初から続けて聴いているとよくわかる。それぞれの役柄に個性が出ているのと同時に、その役に完全になり切って演じていること。そりゃ、当たり前じゃろ。プロなんじゃけ、できるのは当然。というご意見もよくわかる。
でも、考えてみるとこれは相当難しい。マイクの前で、相手がそこにいる体で語りかけなくてはならず。脚本を読みながらも、ただ読むだけではなく、物語の風景をイメージしながら、声だけで演技をしなくてはならない。もし、アニメであれば目の前に絵が出ているから感情移入しやすいじゃろうが、そんなもんはない。スタッフの重々しい(失礼💦)顔が並んでいるだけじゃ。
その中で、各登場人物の性格も声色も使い分けて演じたお二人に、盛大なる拍手を送りたい。
驚くなかれ、数えると17人の登場人物の声を二人で担当していることになる!
少しずつじゃが、うちのナアスたちの協力もあって、聴いてくださる人が増えておるぞ。本当にありがたい事じゃよ。
皆様にお願い。
このラジオドラマ。
どうやって、たくさんのお耳に入れることができるじゃろうか。教えていただきたい。
最終話が終わったらまとめて聴くけんまた教えて〜〜というご意見もあったので、確かにそれも良いじゃろうと思ったが、、考え直した。
「それまであたしが生きてへいられんけえなー!今から聴きんせいー!」
と伝えたところ、ちゃんと聴いてくれて、なかなか良い感想を送ってくれた。
お、そうじゃ。
あたしに届いている感想を、次回少しご紹介しようかのう。
それも一つの宣伝活動じゃ!
みなさんには、甘えてばかりで申し訳ないが何卒、一人でもええ、お聴きいただける方に教えちゃってつかぁせぇな♪
よろしくお願いいたします( ̄^ ̄)ゞ
〜ゾンビより愛を込めて〜
藤田朋子さんにご出演いただいた音声ドラマ「また会えたときに」
↓の再生ボタンより視聴可能ですので、ぜひお聞きください。
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