皆さんはご存知であろうか。
4年もの闘病をされ見事生き切って、天寿を全うされた大島康徳さん。この一年の、あたしの希望じゃった。何度も挫けそうな心を救っていただいた。軽妙な語り口とお人柄の良さが滲み出る表現。奥様のことを頼りにしつつ、心配しつつ、家族を大事にしている様子も隠さず出し、奥様の代筆も素晴らしく、そのお気持ちを察して何度も涙した。
先日のこの、読売新聞の広告を掲載していた記事。6月29日の投稿。
これを読んで、とうとうあたしの心に火がついた。
本当は気の小さいあたし。前回の記事でもあったが、少し強めの叱咤に心が折れそうになってしまうほどの自分の気弱さよ。立ち直るまでの時間はなかなかの道のりであった。
幼い頃から何度も何度も、人と違う”出る杭”として打たれ続けてきたあたしは、やはり世の中の空気に合わせて生きないとダメな気がして生きていた。反抗しつつも、ルールをギリギリ守って生きてきた。
そこから脱したくて始めたブログでもあって、いっときやめようかとも思ったが、やはり続けられるだけ続けることにしたのは、応援してくださるみなさんへの感謝。
失くしかけたり、すでに消えかかった五感を再び蘇らせて、自分の表現で、世界中の人々の気持ちを繋げていくんじゃ。と意気込んで進んできたことを、改めて確認できた。
この記事を読んで、よおし!今日からまた、新しいものづくりのはじまりじゃ!
と、あたしの表現熱が復活した。大島さん、ありがとう。
大島さんはこの記事で、
いい言葉だ。
老若男女、皆が
もっと笑顔で
もっといきいきと
もっとのびのびと
生きられる
そんな社会に
なって欲しい
と綴っておられる。(そのまま引用させていただきます。ごめんなさい大島さん。)
おっしゃる通り。
あたしたち、もうすぐ死を迎える人間には、自分がいなくなった世の中が、もっと平和で、もっと豊かで、もっと幸せなものになって欲しいという望みしかない。
苦しみや、悲しみは、もう十分なんじゃ。
辛い日々を明るく、強く、笑顔で、伸び伸びと表現し続けた大島さん。
じゃが、この記事の翌日に亡くなられてしまった。。
希望の火がついに消えてしまった。これも正直、落ち込んだ。
しかし、奥様が掲載してくださったこちらの7月5日の記事にまた救われた。
「命には必ず終わりがある。自分にもいつかその時は訪れる。その時が俺の寿命 それが俺に与えられた運命 病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ その時が来るまで 俺はいつも通りに普通に生きて自分の人生を、命をしっかり生ききるよ」
涙が溢れた。
あたしは、あたしらしく生き切らんとあかん。
そう思った。そしてまた奮起した。
奮起して火がついて思いついて、何を決めたか。
このゾンビさっちゃんのブログをそのまま電子書籍化する!
という無謀な計画じゃ。
「ラジオドラマの次は書籍化か!」
という怒号も聞こえてきそうな気がするが、良いのじゃ。
まずは、とりあえずアマゾンのKindle Unlimitedで読めるようにしてみる。自分一人ではできないかもしれぬ。ここはまた福井のみーちゃんにお手伝いを頼むことにしよう。いつもすまんのう(^。^)
なので、次回からのブログの内容は、
「あなたのブログ記事を電子書籍にする方法」
にしてみようかと思っとる。
世の中には、素晴らしい文章で、とても有益な記事を書いている方々がたくさんいらっしゃる。しかし、それはブログであってまだ書籍ではない。記事だけではなく、電子書籍としてまとめて読めたり、もしくは本になって本屋さんに並んだりしたら素敵じゃろう?
ゾンラブジャック3で、みーちゃんが、あたしとのやりとりを勝手に(^。^)公開してた通り、最近とにかく勉強しているあたしじゃ。さまざまなブログや、ユーチューブや、本を読んでいる。そんなおり、
「あんたのこのブログを本にすりゃええによ」
と言ってくれたいっちゃんの言葉と、あたしの学びが直線で繋がった。
そうか。これを本にするか。恐れ多いことじゃ。じゃが、あたしみたいに不自由な人が、それこそ病院に居ながらにして本を出版するやり方を、まずはあたしがやってみて、やってわかったことをここで皆さんに丁寧に伝えれば、それを読んで学んで、じゃあちょっとやってみよう!とする人が生まれ出て、そこから新しい奇跡が生まれるかもしれん!
奇跡なんてない、と言ってくださった女性も、きっとまだあたしのブログを読んでくださっているはず(ありがと( ´ ▽ ` ))だから、ここでやってみた系の実践編をお伝えして、一緒に奇跡を感じていただければ嬉しいぞ!
ということで次回から、電子書籍にするまでの軌跡を連載して行こうと思う。
面白がってご覧いただければ幸いじゃ。ああ楽しみじゃ!
~ゾンビより愛を込めて~
さっちゃん脚本による「また会えたときに」
音声ドラマ化して、全編配信しております。↓
<YouTube で全話配信中>
<SoundCloud はこちらから>
ご希望のシーンからでも、タイトルをクリックして視聴できます。
また会えたときに【1話から順番に再生されます】 on SoundCloud
<Podcast はこちらから>