前回の見出しの設定に続いて、目次の設定を行います。
紙の書籍ではできない、目次の文章をクリックすれば、すぐにその章を読むことができ「リンク」をつけることができます。電子書籍ならではの機能です。
まず、カーソルを最初の見出しの前に置き、「参照設定」をクリック。さらに、「目次」をクリックします。
「自動作成の目次」メニューの中から好みのスタイルを選びます。
私はシンプルを選びました。
目次が表示されました。「見出し」にしたこところを自動で判別して「目次」にしてくれています。簡単です♪
ちなみに、ページ番号が必要なければ削除できます。そのページ番号の代わりに、ハイパーリンクという設定が同時にできますので同時にご紹介します。
先ほどクリックした「目次」ボタンをもう一度クリックして、下の方にある「ユーザー設定の目次」をクリック。
まず、目次のプロパティの「ページ番号を表示する」のチェックマークを外します。そして、「ページ番号の代わりにハイパーリンクを使う」のチェックマークがついている状態にしておきましょう。外さないようにしてくださいね。
OKをクリックすると、この目次を置き換えますか?と出ますので、はいをクリックしておきましょう。
これで変更できたのと同時に、目次にハイパーリンクがつきました。マウスポインタを文字の上におくと、手のマークになります。クリックすると、各章にジャンプできるようになっています。キンドルでもそうなって設定されますので、読者に優しい機能といえます。
では、目次と本文が同じページで被らないように、改ページもしておきましょう。
目次の終わりと、見出しのはじめに、の間の行にカーソルを置き、メニューバーの「挿入」をクリックし、左から三つ目の「改ページ」ボタンをクリックするだけで、
はじめに、のページが次のページの一番最初からスタートします。
記事のタイトル(見出し)を必ずページの一番上に持っていきたい場合はこの改ページを使うと便利ですね。私は、各章(コンテンツタイトル)ごとに改ページ設定しておきます。
今日はここまでにしておきまして、次回は、画像(挿絵)の挿入方法をお伝えいたします。
上書き保存しておきますね。
さて、、さっちゃんは、
どこでそんなに洞察力を得たのか、、私が病室に入ってくるやいなや、表情を変えるんです。
わざと目を合わせないようにしている私への鋭い視線は、痛いほどわかります。
「うー心配させてるわやっぱ。」
重たい心配オーラを放ってくるさっちゃんに、私は言います。
「せわあねえけぇ、心配しなんなや。あんまりうちのことに( ; ; )。」
顔を見るともうだめ。
さっちゃんは、目で語る。
「何かあったんじゃねえかえ?目を腫らせてどしたん?な。」
私は、そんなそぶりも見せていない。言葉も発してない。ただ、泣いた雰囲気は出ていたかもしれない。心が重くなっていたことは間違いない。うまくいかないことが続くと、どうしてもちょっとしたことで不安定になるもんだ。
それを、一瞬で見破るのがさっちゃん。
なぜわかるのか。それは多分、観察力。
ご主人のノブさんは、とにかく寡黙な人やった。声が出ないからあまり喋らんかった。それもあって、表情で全てがわかるようになっていった。最後には、後ろ姿でほとんどの感情を見破ったそう。。
人の力の凄さか、さっちゃんの愛の力か。晩ご飯は何がいいかを聞かずとも、食べたいものがわかるほど読みまくっていたらしく。
そこまでいくと超能力かと思えるが、違います。
さっちゃんは一瞬で、相手の心の中に、自分の「真心」を潜り込ませることができるんです。
なぜ、さっちゃんが自分の記事を電子書籍にしたいと言い始めたのかを私は知っています。もちろん、本にしたらええのに、というお声はいただいておりました。さっちゃんはブログを読んでくださったらそれでええんよ、とそのお声をいただくだけにしていたのに、急に思い立ったのです。
いえ、その間、どうやって本にするべきかを考え抜いていたのです。本にするなら何を使ってするのか、この記事たちは誰にどう役に立つのか、できた後はどうなるのか、など、私には到底及びもつかない深いところまで。
そして、まさかの、このブログ上で、本にする過程を全て公開することに決めちゃったわけです。
こんな病気のおばあちゃんでも挑戦できて、世界中の人が読めるKindle版「遺書」を書き切って、そこで発生したお金は自分に入れるのではなく、有効活用してくれる人に託す。
つまり、この世に恩返し。
本気でそれをやり遂げようとしているさっちゃん。
私は、心から尊敬しています。
ハル
さっちゃん脚本による「また会えたときに」
音声ドラマ化して、全編配信しております。↓
<YouTube で全話配信中>
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ご希望のシーンからでも、タイトルをクリックして視聴できます。
また会えたときに【1話から順番に再生されます】 on SoundCloud
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