ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

京都 西元祐貴個展 EARTH 〜創生の刻〜

いやはや

なんとも福井のみーちゃん。



この娘は止まることを知らんのか。単にスケジューリングが苦手なのか。。はたまたイベント好きなのか。。。

無謀にも程があるぞ。困った娘じゃが、ほんに可愛い( ;∀;)

行動力のあるすごい社長なのに、ちょっと抜けてるところが憎めない。今頃ヘトヘトになっておる頃じゃろうの。

あの伝説のチャリティコンサートが終わった5日後に、京都で大きな個展を開催。

9月1日から始まり40日間。10月10日まで開催しておる。古民家を借り切って、銀閣寺のお膝元で、ぶっ通しでやっているとな。

ja.kyoto.travel


京都駅からバスで約30分。ゆらり揺られて初秋の京都。哲学の道の川の側で、朝から夕方までオープンしているとのこと。



人数が多くなると入場制限しながら、アルコール除菌しながら、毎日しっかり掃除を怠らずに店番し、ふらりと入ってこられるお客様が、翌日また来てくださったりしてありがたいと。。

どこに行っても、お客様が心地よい環境を作れるのが、うちのみーちゃんなんじゃ(*^o^*)

お客様が喜ぶ顔が目に浮かぶわ。

さて、皆さんはご存知だろうか。

西元祐貴。時折テレビにも出てくる新進気鋭の若くて素敵なアーティスト。これからこの人、さらに世の中に出てくるから要チェックじゃよ。

 

ということで今回は、墨絵・陶墨画アーティストの西元祐貴さんの個展をご紹介しよう。前回は松尾たいこさんの個展のご紹介をしたが、松尾さんとは全く違うテイストで、全く別物での作品群。

あたしは正直言って、西元画伯の作品はちょっと怖いな( ´Д`)y━・~~と感じておったんじゃ。なにせ躍動感が半端なかった。黒いからダークなイメージが先行した。松尾さんのような心がほっこりする筆致ではなく、心が、なんというかガリっとかきむしられるような鋭さと、燃えるような情熱を感じる絵。見るたびに、ドキドキさせられる。

 

みーちゃんに、「今回はどんな作品が並ぶの?」

と尋ねたら、前回の破壊と創造からまたさらに進化した作品だというではないか。

写真を送ってと頼むと、やはり息を飲む作品の数々。

その中で一つ、涙が出るほど感動した作品があったんじゃ。それをご紹介させていただく。みーちゃんには了解済み。

うう。本当は、行きたい。。。近くで見てみたい。(いつかきっと行きたいからリハビリを全集中中)

 

さあ皆様。じっくり堪能してちょだい。

写真の前にあたしからのお題があるけ、その答えを考えながら眺めると面白いぞよ( ̄▽ ̄)

行くぞ。

この中に龍が隠れておる。どーこだ?

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蒼き龍の咆哮

わかりやすかったのう。皆様、この龍は、画伯が筆で描いたものではない。
とのこと。複数の釉薬が混ざり合い、溶け合い、窯の中で融合して描き出されたもの。つまり、神のみぞ知る模様というものになる。

な?しょっぱなから驚いたじゃろう。これだけでは終わらないぞ。



これじゃ。ここには龍が2頭おる。

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左上が炎を吐く龍で、下が目を見開いて水に潜りかけの龍


左上の龍は右に向かって蒼き炎を口から吐いておる。下の龍は水の中に潜ろうとしておる。

それが見えた時は鳥肌がたったぞ。みーちゃん。ナイス写真じゃ。



それと、これ。
鳳凰がいた。青い鳳凰は初めて見た。気持ちよさそうに地球の海と同化しておる。

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蒼い鳳凰が悠然と泳ぐ



そして再び。龍がいる。

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地球の目を持った龍が悠然と泳ぐ

 

青い目をして、茶色い口を横一文字に閉じた龍。可愛い。とこれまで見てきた龍は全て、くどいようじゃが西元画伯は描いてはいない。全て、窯変で出来た。つまり、釉薬と灼熱と神が作り賜うた龍。


次に。極め付けは、この龍。これはよく見るとどうも龍が彫ってある。うっすらと線が見える。その線に釉薬が入り込んで濃く見えている。人間である西元画伯が柔らかい粘土の状態のとき、彫ったものだと考えられる。ツノがまた幽玄で素晴らしい。

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西元画伯が彫った龍

 

あたしの心が震えたのは、赤い目の下にあるものじゃ。

ズームしてみるとわかる。

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龍の涙

そう。涙じゃ。

これを見て思うた。

地球の主として君臨してきた龍ではあるが、昨今の地球の状態を憂い、思わず涙が出てきたのかもしれないと。
これも釉薬の化学変化でたまたま出たというからさらに驚いた。

最後にこちら。実はここにも龍がいる。

 

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大地から生まれいずる龍

茶色い大地から生まれてくる龍。

 

EARTH展にふさわしい作品が、西元祐貴さんの手で生み出された。龍がいっぱい。実は、これだけではないんじゃ。今回はほんの一部を紹介したまでじゃ。

じっくり観察すると、写真だけじゃがもっと秘密がある。

その秘密は皆さん。現地に行って確かめておくなせい。

他の作品も猛烈に新しい挑戦をしていて、日本の枠を飛び越えているほどの成長を見せておるけぇそれも一緒に堪能してみると良いぞ。

あ、ちなみに、
値段をおそるおそる聞いてみたが、まあ、納得の金額じゃった。

あたしの知る限りでは、この形状のオブジェで、完全に地球を表していて、こんなに龍が浮き出ていて、水と大地のリアルな造形で完成されたものは、他にはない。世界初と言えるのではないじゃろうか。

これを手に入れるお方は、おそらく世界をまたにかけて動く人。世界を、人を、何か一つの手段を使って、一つにしてしまう力を持つお方。そんな気がする。

そうじゃのう。飾る場所は、土の上か、草の上。壁にかけるものではないから置くしかない。置く場所は、部屋の中でもいいが、お客様が来られる応接室か、小さな庭の花壇。もしくは、噴水、小川、水槽、など水の近くか、水の中も面白いかもしれん。

京都にあるうちに、皆さん。そんな想像をしながら、近くでご覧なせいよ。湧き出る水龍のパワーをいただきに行きなされ。

ちなみに、あたしは知らんかったけど、美術品やアートの購入費は、会社の経費として認められるとのこと。

アート投資をすることで、節税ができるんじゃと。初めて聞いた。

「ロビーや会議室に飾るなどして事業に使う」「100万円以内である」などの条件はあるらしいが、アート作品は減価償却資産として取り扱われるとのこと。100万円を超えるなら、分割で払うこともできるみたいじゃ。

購入時にかかる諸経費も含めて、資産とすることが可能で、通常8年で分割されるとのこと。



美の伝道師、いっちゃんが教えてくれた( ^∀^)

ああ、京都。懐かしい京都!あたしも行きたい!!!!

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〜ゾンビより愛を込めて〜

 

 

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