ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

一途論 12 〜 ぼくのゆめ 〜

 この歌は、小さな男の子に、みっこちゃんがインタビューして作ったことがわかる歌詞。

大人だけではなく、子どもさんにもインタビューしちゃうって一途らしい。

一途の歌詞作りは、みっこちゃんがたった一人にインタビューして、ヒアリングして生まれ出てきた言葉を組み合わせて制作しておる。唯一無二の制作方法を採用しておる。(みっこちゃんの歌詞制作秘話はこちら) 

それにしても、子どもの心の広さって驚異的。



大概のことは許してしまう。

喧嘩しても、謝ればすぐに

「いーよー」

と許してくれて、すぐまた一緒に遊ぶことができる。



大人の場合、迷惑の規模にも寄るが、一度喧嘩しちゃうと、自分をコケにした相手を許せなくて恨み、怒りを通り越して妬み、思い通りにならないことに憤り、関係が険悪になったとしても自分の責任ではないとして謝らない人もいたりして。



結局近しい友達をも巻き込んで、人間関係がとっても複雑なものになってしまい、やがて大きな争いに発展することもある。



自分には力があるんだと思い込んでしまい、自分が正義だと思って相手を叩いてしまう。



よくあることとして片付けられる問題ではなく、悪質な犯罪にまで進んでしまうことだってザラにある。



子どもの場合、そこまで発展しない。



なぜなら、自分が非力であることを知っているから。



自分の立ち位置を知っているから。



無知な自分にとっての相手は、学びの先生であることを肌身でわかっているから。

相手を懲らしめることで気持ちがスッキリすることはなく、むしろ後味が悪くなることを知っているから。(いつも美味しいおやつがまずく感じたりするらしい)

ぼくのゆめの主人公は、素直に自分の心をみっこちゃんに開いている。これはおそらく質問の仕方が良いのだと思われる。それと、質問された男の子がみっこちゃんのことが大好きで、尊敬しておるんじゃろう。そうじゃないと、子どもは簡単にここまで素直に喋ってはくれん。

何しろ、あまりにも自然な流れに完成されていて、行間に詰まっている愛が、読めば読むほどこぼれ落ちてくるんじゃ。



この曲を聴いた子どもは、おそらく共感できる素直な子は特に涙が出てくると思う。素直な気持ちを持った大人にも、ジーンと胸に温かいものが流れるはず。

メロディもいい。ぼくのゆめ、という歌詞には、このメロディしかないじゃろう。といってもいいほどのフィット感。

見事な楽曲といえる。

では聴いていただこう。



ダウンロードはこちらから♪
(ダウンロードするときは、上にあるアイコン(下向き矢印ボタン)をタップしてくだされ〜)

【ぼくのゆめ】

ラララララ ララ ラララララララ

ラララララ ララ ラララララララ
ラララララ ララ ラララララララ

母さんのえがおで
ぼくはニコニコ

母さんのうでの中で
ぼくはウトウト

家族いっしょが一番嬉しい
世界中がこの幸せでいっぱいになーれ

みんなでワッハッハと笑い合い
みんなでギュッとハグしよう
心がひとつになりますように

それがぼくのゆめ

母さんと手をつなぐと
胸がほっとする

母さんにほめられると
勇気いっぱい

母さんの子に生まれてよかった
世界中がこの喜びで大きな輪になーれ

みんなとしっかり手をつなぎ
みんなのいいとこ探していこう
楽しい未来にしていけるよ

それがぼくのゆめ
ラララララ ララ ラララララララ
ラララララ ララ ラララララララ
ぼくのゆめ

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特筆すべきは、

みんなとしっかり手をつなぎ

みんなのいいとこ探していこう


ここ。

これは、お母さんがいつもこの男の子の手をしっかり繋いでいる証拠じゃな。いつもそばにいてくれている証拠。でもって、その男の子はきっと、何かしら苦手なところがあって、自分が難しいと感じていることを、誰にも気づかれないくらいの苦しみとして抱えていて、それでもこんな自分を認めてくれるお母さんのことが、大好きなんじゃ。

母さんの子に生まれてよかった。

と言い切れる理由はそこにある気がしている。

褒められることの少ない時代に、お母さんに褒められると勇気が出てきて、ほっとして、ぼくみたいな幸せが世界中に広がればいいのに。と歌っている。

この男の子はもしかすると、未来が怖かったのかもしれない。自分が一人で生きていくことができるのだろうか。いや、難しい。だってぼくは人とはどこか違う気がする。楽しい未来にしていけるかどうか、不安だったのかもしれない。



だからみっこちゃんに、自分の具体的な夢を語ることができなかったのではないじゃろうか。プロ野球選手とか、歌手とか、パイロットとか、小さい男の子なら夢見てもおかしくない夢ではなく、生きづらいかもしれない未来の正直な夢を語ったのではないじゃろうか。

うがって考えすぎているかもしれん。

子どもには、子どもの考え方があって。人格があって。気遣いがあって。優しさがあって。強さがあって。愛がある。

この男の子の愛は、自分の弱さを知った上での母への感謝と、世界中の自分のように苦しんでいる人たちが、母さんみたいな人に出会えて、その人としっかり手をつなぎ、自分に自信を持って、周りの人たちのいいところを探していけば、世界はもっと平和になる。

と訴えている気がするんじゃ。

子どもは、すでに立派な人間であって、心がある。しかも、言葉を知らないから表現できないだけで、すでに未来を考えている。小さいからといって、未熟ではない。むしろ大人より正直に誠実に生きている。そこに気づくだけで、子どもを見る目が変わってくるはずじゃ。

一途の曲には、ドラマがある。あたしが好きなのは、子どもを主役に据えている曲がある。今日はその一曲目。

明日二曲目を紹介するが、あたしの中では一途最大のキラーソングになっている。

ゆっくり大きくなってね

という曲。

これには本当に参った。聴いていて涙が止まらなくなる。

一途の中で、唯一、子どものユニットが歌っておる曲じゃ。楽しみにお待ちくだされよ。

〜ゾンビより、一途な愛を込めて〜

 

1zu.jp

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