この歌は、強烈な印象で、あたしに迫ってくる。何度聴いても涙が出てくる。
これを歌っている子どもさんの声が本当に素晴らしい。
一人が照れ屋の男の子。
もう一人がそのお兄さんの妹さんかな？女の子。
お兄さんは底抜けに優しくて、妹さんはとっても頑張り屋さん。
二人の声の中に宿っている。二人の性格や、歌っている時の気持ちが声に現れていて、超可愛い。。
懸命に歌っている顔すら思い浮かんで、その健気さにまた泣ける。
歌詞の内容にある、きみ、は誰なのか。おそらくこの二人の歌い手の、弟か妹さん。おそらく、妹さんじゃろうね。
歌の最初と最後に出てくる笑い声は女の子の笑い声じゃもん。
ということは、この歌詞は、三人兄妹の末っ子に対して、
「お願いだから、この可愛いまんま、ゆっくりゆっくり大きくなってね」
と伝えている歌になる。いやあ、、
キュンキュンする(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
この設定での歌詞作り、天才的じゃよ。
世の中に、こんなすごい歌はないぞ！
なぜ、こういった素敵な曲が、全国的に聴かれないのかが、あたしには本当にわからんのじゃ。誰か、教えてくだされ。どうすれば一途の曲はたくさんの人々に聴いていただけるんじゃろうか。。
では、まず聴いていただこう。
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（画面上にある下向き矢印ボタンをタップしてお聴きくだされ〜）
【ゆっくり大きくなってね】
キラキラの大きな目は
幸せを見てる
きみはいつも 笑って
甘えてくるむかし母さんが
わたしにしてくれたように
きみを おんぶにだっこ
お歌に手遊び
はしゃいで笑う声がうれしくて一緒に 歩こう
小さな手のぬくもり
ずっと大切にするからゆっくり ゆっくり
大きくなってね
おぼえたての言葉が
可愛くおどり
きみはいつも無邪気に
遊んでいるむかし母さんが
わたしにしてくれたように
きみの おふろにごはん
絵本にねんね
ここにいてくれることがうれしくて守り助ける ことをそっと誓うよ
いい子でおやすみゆっくり ゆっくり
大きくなってねゆっくり ゆっくり
大きくなってね
・・・・・・・・
可愛い声。ね。
舌足らずの妹さんの声と、リードするお兄ちゃんの透き通る声。その柔らかいハーモニーにどんちゃんのコーラスが支えて、本当に美しいメロディーを奏でてる。
バックの優しいギターの音も温もりを倍増させていて、子どもの無邪気な笑い声で完全に癒される仕組み。
あたしゃもうメロメロじゃ〜〜〜！
３人兄妹のコラボレーション。最強の音楽を、一途は完成させた。素晴らしい。
としか、言いようがない。
さて。
ここでようやくハルの子どもたちを登場させても良いじゃろうか。
長女、次女、三女の三人娘。
それぞれがみんな全く違う性格で、みんな個性的で、全員が父親に似て、とても穏やかで優しいという、ある意味奇跡的な3姉妹。
ハルのあの激しい性格はもしかするといずれ出てくるのかもしれんが、親戚一同それを絶対に望まない。
とにかく、このまま。このままの優しい三人でいて欲しいと、皆、切に願うばかりじゃ。
しかし、一つだけ似たところがあるのは、好きになったらとことんハマる性質じゃ。
全員ハル譲り。まさに、一途な性格w
長女はダンス。次女はラップ。三女はピアノとフルート。
昨年。ハロウィンの時期が過ぎて、ハルから届いた動画。
「さっちゃんこれ見て元気出せー」
と送られてきた、その中に、黒い衣装に身を包んだ長女が何やらリズムを取ってる。何か始まりそうな予感。
後ろで低い音でイントロを流しているのは三女のピアノ。かなりファンキーな伴奏じゃ。
それに合わせて足だけで複雑なステップを踏み、ピアノのグリッサンドを皮切りに勢いよく踊り出す長女。
しばらくしてその横からメガネの次女がパジャマ（パジャマかい！）で出てきて、ラップ開始。
Yo！さっちゃん！
Hey がんばるかい
がんまだあるかい
がん消えんかい がんさっさとどっかいけ
あたしのさっちゃん いつ帰るん
あたしたちのさっちゃん いつ治るん
みんなのさっちゃん 死んだらあかん
さっちゃんにもらったもんまだ生きとるで
プランターのトマトまだ枯れてねえ
サボテン パキラ エアーフレッシュも
ウサギのワンダーも
愛媛のいちごも・・・
こんな感じで５分続く。歌詞の内容が三人の思いを集めたもんじゃから、脈絡はないし、個人情報がたくさん入りすぎとるもんで、この辺にしておくが、三人のリズム感と、ラップとダンスとピアノのコラボレーションに心から感動した。
あたしの空っぽのバッテリーに満タン充電された。
三人の心からの言葉を受け取って、あたしはこりゃどうしても復活せにゃおえんと思ったわけじゃ。
当然、簡単ではない。
しかし三人娘たちからの熱いメッセージに応えんわけにはいかん。
さっちゃんは、どんなことをしてでも復活して、三人に直接礼を言い、圧巻のパフォーマンスを生で観るぞとハルに伝えた。
翌日、長女から個別にLINEが入った。
これがそのメッセージじゃ。許可をもらって掲載させていただく。
泣いた。
ダンス教室を辞めたいと言い出した時に、激励した言葉をあの子はずっと覚えていて、耐えながら続けてきたんじゃな。人知れず泣いたことじゃろうに、誰かのために踊ることで、その誰かにエネルギーを渡せると信じて頑張ってきた。
あたしは、そのエネルギーをもらって、今もこうして生きておる。
人の思い。人の表現。人の行動。
それら全てに意味があり、それら全てが誰かの役に立つ。
小さくて可愛い生意気な小娘だった長女が、お姉ちゃんになり、今は母のような風格で妹たちを仕切り、圧倒的なパワーでダンスパフォーマンスを繰り広げておる。
ゆっくり大きくなってくれたおかげで、あたしはこの子の成長をじゅうぶん楽しめた。
と書くとまた叱られそうじゃが、言っておく。
あんたたちのおかげで、あたしはでっかいあっついエネルギーをいただいた。そのエネルギーを使って、あたしなりの表現で、あたしなりの思いで、あたしなりに行動していく。
最後までさっちゃんを見ておきんさい。
あたしの愛の形を、なめたらいかんぜよ！
〜ゾンビより、一途な愛を込めて〜
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