ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

一途論 17 〜 My life My pace 〜 

オットは、塾経営をしている中で、毎年増えていく不登校の子どもたちを預かっていたんじゃが、それぞれが全く違う問題を抱えておったことを思い出す。

つまり、問題の解決策は一つではないということになる。

オットは、全国の悩める子どもたちの光となる何か、を探そうと必死じゃった。

多い時で、7人が学校にいけずに悩み、塾に通っていた。


遅れをとってはならぬと自らが門を叩いてくる子。
親が無理やり連れてきて、泣きながら勉強する子。
お兄ちゃんが不登校で、それと一緒についでに不登校に転じた子。
いじめられて、通えなくなったけど、夢があるからと勉強に励む子。

などなど。

中には、母子家庭でしんどくて、子どもを預かって欲しいと頼まれ、そのまま母親がブラジルに帰ってしまい、とうとう戻ってこなかった件もあった。


ちなみにその子は今や警察官。まっすぐ育ちすぎた感はあるが、良い青年に育った。

 

話を戻そう。 子どもたちは、その誰もが繊細で優しく、しかも自分の考えをしっかり持っていて、でもそれをうまく表現できなくて、周りの大人たちも子どもの言葉を理解することができず、関係者は皆、暗黒の海でひとりぼっち状態で泳ぎ続けていた。

力尽きて溺れてしまう前に、オットは救い上げていたというわけじゃ。

 

どんな救いかたをしていたか。

「選択肢を増やす」

結局はそれだけじゃった。

人は、「これしかやっちゃだめじゃよ」と言われると、途端に弱くなる。自分の強みが生かせない場所での、全く能力が発揮できない状態で制限されてしまうと、気持ちも体も動かなくなる。

心の中が、ガチガチの束縛状態で、良い状態になっていく想像ができるじゃろうか?

 

大人でさえ難しいのに、子どもには無理難題の極地じゃなかろうか。

縛られたまま、時間だけが過ぎていく。

それは苦痛でしかない。そんな場所に長くいてしまっては、よほど強いメンタルを持っていても、いずれ精神を病む。

あたしが、病院のベッドで鎖に繋がれている状態で精神を壊さない理由は、ブログを書いて公開し、読者の皆様と交流できる、という最高の選択肢があったからじゃ。

読んでくださる方々がいてくれる。それは、パワーに変わる。

そして、それがあたしの喜び。

それを持ったら人は必ず強くなる。

 

「これだ!!」

 

というものを持てたら、そこに使命感が生まれてくる。自分が本当にやりたいこと、になっていく。

選択肢。

これは、自分で探すことが難しい。もちろん、できる人もいる。しかし、元気が出せず、下しか目が向かない状態では探そうにも探せない。

「僕には何もありません」「性格が暗いので無理です」「全てが途中で終わってしまうんです」「やったとしてもすぐに飽きて、全てに失望します」「今までできなかったのに、できるイメージが湧きません」

わかるぞ。

 

でもだからこそ、他人がいるんじゃないか?

自分ではできん。自分でなんとかしようと思うから、できんのじゃ。誰かに甘えいよ。 動けんようになったアタシは、この屈辱に一時もんどりうったわw

しかし、甘えたってええってわかった。なぜか。

甘えられると嬉しい人もおるってことを知ったからじゃ。

のぶさんはその典型。あたしに甘えられて、幸せやったと思うもんね。いつも口癖は、

「おっしゃ。まかしんせい!」 じゃった。

どんな難題でも、喜んでやってくれた。そう。それが嬉しい人もおるということなんじゃ。

なぜか、人間の縁っちゅうもんは、そういうバランスで配置されておるみたいで、自分が苦手なことを、得意とする人間がなぜかそばにいたりして、不思議な配剤じゃ。

いや、いない。

というあなた。 とりあえず探してみい。誰ぞに聴いてみい。動いて調べてみい。引っかかってくる人物がちゃんと浮かび上がってくる。

その人こそ、あなたの救世主になりうるぞ。

救世主。と任命された人は、速やかに行動にうつすべし。

ただし、依存してはならぬ。それがルール。

救世主に任命されたその人は、選んでくれた人の能力や、やりたいことをヒアリングして、道を照らすべし。それが、細い道でも構わない。そばにいるだけで、どれだけ強みになるか。

 

計り知れないパワーが生まれる。

それがきっかけとなって、自分ができること、できそうなことの可能性が広がって、自分の輝く道が拓かれていく「スタート地点」に立てるということになる。

歩き始めると分かれ道がくる。当然じゃの。それはつまり、生きるための道標じゃ。そしてそれはおそらく何通りもできてきて、いろいろ選べるようになっていく。

どれを選んだとしても、途中でやめて戻ってきてもいい。それがもう一つのルール。

何度やり直してもいい。

それを認めてくれるのが救世主。

安心して失敗し、整理整頓して、立つ鳥跡を濁さずで戻ったらまた選び直せばいい。

今回の一途の歌。

不登校を題材にしている。

 

だから聴かない。

 

という方。

もったいないぞ。

押し付けるわけではないが、一途を一回、信じてみるとええ。

 

必ず希望があるんじゃよ。みっこちゃんの歌詞には、バッドエンドは存在しない。

人間に対する希望と、信頼がある。


そこがすごい。

YouTubeにアニメーション動画がある。わかりやすいのでこちらをご覧くださいな。

 

会社でも学校でも家庭でも、なぜあの子は人に馴染めないのか。なぜあの子は普通と違うのか。なぜあの子は人を怖がるんだろうか。と悩んでいる方。

 

そうやって悩んでいる方を知っているあなたも。

 

ぜひ聴いていただきたい。

そうすれば「なぜ」が消える。

 

人に馴染めないなら、他の何かに馴染めばいい。

普通と違うということは、一般的な枠を超えた発想で世界を変える人になるかもしれない。

人を怖がるということは、人の心をわかってしまう才能を持っているからかもしれない、とてつもなく優しい子。将来は弱い人の立場に立って、人を救う人になるかもしれない。

みんなと同じじゃなくてもいい。

あなたはあなたのままでいい。

と悟ったお母さんの思いが詰まった歌。

ではどうぞ

 


【My life My pace】

 

ぼくを生んだ人が 謝っている
泣いている 悩んでいる
ぼくにはそんな価値しかない

みんなと同じに できない自分を責める
学校に行こうとすると
腹痛 頭痛 吐き気に発熱

理由話せずごめんなさい(傷つけたくない)
迷惑かけてごめんなさい(わかっているのに)
苦しませてごめんなさい
笑っていて欲しいのに

生きる意味も 夢持つ権利もないよね
心の奥底に渦巻く
ダレカタスケテ ダレカタスケテ ダレカ
タスケテ

あなたが生まれてから
寝返りハイハイ食べて笑って
背も伸びて 成長するのが当たり前

なんでうちの子だけ 学校へ行けなくなったの
原因は何?誰?どこ?
考えても空回り

出口が見えない焦り(いつまで続くの)
わかりたいのにわからない(なんて声かけよう)
大切だからなんとかしたい
もがき疲れる毎日

なんでもいい 抜け出すヒントが欲しい
心の奥底に渦巻く
ダレカオシエテ ダレカオシエテ ダレカ
オシエテ

認めよう見守ろう 過去よりも 未来よりも
今の君を 一番近くにいる私が
階段を上がるまで 貴重な時間を楽しもう
音楽、手芸、読書、料理
夢中になれること探そう

自然な笑顔を見たいから(私も笑顔で)
焦らす力まず期待せず(ゆっくり待つよ)
命があるだけで素晴らしい
生きてくれて ありがとう!

人それぞれが 違う人生歩むのだから
心の奥底に生まれた
My life My pace
My life My pace

My life
My paceでいいんだ

My life My pace
My life My pace

My life
My paceでいいんだ

My life My pace
My life My pace

 


自分の人生、自分のペースで進めばいい。

慌てなくてもいい。

ちゃんと見つかるんだから。

選択肢はたくさんある。

解決方法はいくらでもある。

遅かれ早かれ、誰かがちゃんと助けてくれる。

依存し過ぎはようないが、甘えてみてもええ。

マイペースでいい。自分のペースで表現すればいい。

間違ってもいい。誰かが正してくれる。

やりすぎてもいい。誰かが止めてくれる。

ただ、我慢しちゃいけない。

心が壊れてしまっては、自分だけではなく大切な人の心も破壊する。

だからまず我慢せず、自分の状況を俯瞰してみよう。 何が足りないのか。何が多すぎるのかが、だんだんわかってくるはずじゃ。

一人で考えるのに疲れたら、他人を使うんじゃよ。 人と話しているうちにわかってくることが多い。

なぜか。

それは、自分の目線や視界は、思ったより広くないし深くもないからじゃ。他の人の目を借りることで、深まるし広がる。

周りに誰もいないなら、あたしが聞く。コメント欄から訪ねておいで。

遠慮せんでええよ。

あたしでよければ、聞くぞよ。

のぶさんみたいに仏にはなれんがのw

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとう。心配してメッセージをくださる皆様。ほんに、ありがとう。あたしは大丈夫。先生方を信じておるけぇな。ゆっくりじゃが、しっかり回復させるからな。

さて、次の一途の曲は、onenessじゃ。

まだまだ続くぞ。

お楽しみに!

〜ゾンビより、一途な愛を込めて〜