「人に何かを教えたり、伝えたりする時に大切なことは、一気に詰め込みすぎないこと」
これは生前のオットが、何度もあたしに言ってくれた言葉。
あたしは、すべての事象を、細か〜い説明と共に、せっかちに素早〜く伝えてしまいたい性格でのう、つまり、待っていられないんじゃよ。待つことが苦手。
しかし、あえて!書籍化にあたっての準備、をしっかりしてからみなさまにお伝えすることを決めたんじゃ。
なぜなら、あたしは慌てると、忘れ物をするタイプ( ;∀;)でもあるからじゃ。やり方だけを紹介していく過程で、大切な何かが抜け落ちてしまっては、後から恥ずかしい思いをするのは参考にして行動してくださった皆様、になってしまう。つまりそれはあたしの失敗になる。お詫びのしようがなくなる。
なので、まず、書籍化の流れを「三つの関門」とし、大雑把にご紹介して、そこから一つ一つ順番にご紹介していこうと思う。
第一関門
Kindleで本にしたい原稿をWordで作成する。マイクロソフト社のワードというアプリを使って書くんじゃ。幸いオットのパソコンにワードが入っていた。持っていない方はワードを手に入れてからになる。無料で作る方法もないではないが、お金は多少かかってもワードを使った方が良い(手間がかからないから楽)とあたしは思っている。文章を推敲、校正、校閲して完成じゃ。
第二関門
次に、本の表紙を作らにゃおえん。これは本の内容を知らんお客様のために作る。しかし、あたしにはデザインのセンスがない。絵も描けん。そういう時は、これまた天才たちの梁山泊に任せるしかない。
この部分は、これから本を作ろうとする時には避けては通れない一つになろう。みなさまのそばにいる絵の上手な方や、デザインの得意な方にお願いするか、最近ではネットでもデザイナーさんに気軽に依頼できる仕組みもあるらしい。使ったことはないけれど、ココナラ - みんなの得意を売り買い スキルマーケットがいいらしいので、探してみると良いかと思う。あたしの場合は、福井のみーちゃんに依頼。いつもすまんぞう〜!
第三関門
原稿ワードデータと、表紙データができたら後は、キンドルアカウントを作成じゃ、インターネット上の入力欄にリアルタイムで入力していく。ここで大切なのは、本の詳細。このあたりは、みなさまにもしっかりお伝えせねばなるまいと、ドキドキしとる。これを面倒がると、たくさんの方々に届かないものになってしまうけぇちゃんとやる。わかりやすいように、画像と一緒に紹介していくけぇ安心せえよ〜
大体、こんな感じで進んでいく。最後は、本の価格を設定して、本のデータをKDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)にアップロード(転送)する流れじゃのう。
本当に大まかに書いてみたが、これだけなんじゃよ。これで本ができちまう。。すごい世の中になったもんじゃ。
もし、本を自費出版するとなれば、おそらく200万円。部数を増やせば300万円とか、かかってしまう場合もあるじゃろう。
もし商業出版にこぎつけたとしてもその場合は、本屋さんに並ぶメリットは大きいが、印税は初版で3000部としても、書籍代の6%ほどの計算。10%貰えたとしても、30万円が手元に入る形。大ベストセラーになれば、大きな収入にもなり得るが、ご存知の通り簡単ではない。
そう考えると、キンドル 出版は手軽にできて、たくさんの方々に見てもらえる場所に置いていただけて、設定した価格の70%(あとでその辺も詳しく説明するぞ)が手元に入ってくるという。。
Amazon unlimited(アマゾンアンリミテッド)というサービスに参加されている方は、この本を無料で読めて、無料で読んでいただいているのになぜだか報酬も発生するらしい。そのあたりはまだ勉強中。
何しろ、3つの関門を突破しさえすれば、その72時間後には、作家としてデビューできる奇跡。
これをぜひ、これを読んでくださっている皆様にも体験していただきたい。
あたしにでもできた!
と言いたい。
もちろん、協力してくださる方々がいてこそなんじゃが、それでも、やると決めたからこそ協力者が現れて、夢を実現しようと一緒に歩いてくれる。
まず、大切なことは宣言するってことなんじゃと思う。
反対する人もいるぞ。いてもいいんじゃ。
自分がやりたい。と思ったことをまず言葉にしてみること。
賛成して応援してくださる人がちゃんといる。見ていてくれる人がちゃんといる。本気でやろうと動く人には、風が吹いてきて、奇跡が起きるんじゃ。
それを実践して、お伝えしたい。
夢は必ず、叶う。
姪っ子ハルには、
「さっちゃん、くっさいことゆうてー!」
と叱られそうじゃが、なんの。大丈夫。あたしの情熱は、病室を突き破って空を飛んで、きっと世界中に拡散するぞ。
それはあたしがすごいんじゃない。こんな病人にはなんの力もない。むしろ健康な人に比べたら、マイナスでしかない。
でもな、あたしを支えてくれている人たちが凄い。素晴らしい志で世界を相手に精一杯の愛を提供している人たちがたくさんいる。
だから、まだまだ広がっていく。
あたしが伝えたいのは、人間の素敵さ。人間の愛らしさ。人間の弱さ。人間の強さ。人間であるという喜び。
ああ、生きていてよかったな。
と思える人生を送れるようにするために、今を夢中で生きる。
それを言葉にして表現するのが、私なりの、周りの支えてくれる人たちへの恩返しなんじゃ。
もらったもんは、返さにゃおえん。返してから死なんとな。。そう。死んでからじゃ返せん。すっきりしてから逝く。あたしにとっての4つ目の関門じゃw
これがあたしにとって、本当の終活としよう。
~ゾンビより愛を込めて~
さっちゃん脚本による「また会えたときに」
音声ドラマ化して、全編配信しております。↓
<YouTube で全話配信中>
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ご希望のシーンからでも、タイトルをクリックして視聴できます。
また会えたときに【1話から順番に再生されます】 on SoundCloud
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