ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

くまさんからさっちゃんへのお手紙

こんにちは☆福井のみぃちゃんです。

昨日の「教育講演 母の愛 11」をもって、ひとまず「劇人くまさん」シリーズはひと段落したようです。

12月1日から毎日公開続けてきたこのシリーズ。

さっちゃんがんばりました。。。本当に。

そんなさっちゃんに、シリーズの主人公くまさんから、メッセージが届きました。

このブログを通して、ぜひ読者の皆さんにも公開で、さっちゃんにお礼を伝えたい。とのことですので、ここに転記させていただきます。

さっちゃん、ぜひ受け取ってね。^^


ゾンビさっちゃんこと祥子さんへ

いつもありがとうございます。
連載していただいて、本当にありがたくて、恥ずかしくて、狂おしいほどに嬉しいです。

人に認めていただけることの、くすぐったいピュアな気持ちを思い出しながら、祥子さんの本気のエール手法に舌を巻いております。

どうして、そんなに、上手いんですか?

表現力、というものではもはや表現できないくらいの複合的な技に、毎回驚かされます。

口は悪そうに見えてますが、誰も傷つけないし、むしろ勇気を与えているし、思わず最後まで読んでしまうリズム感と共感。映画で見る、恐ろしいゾンビ感を全て覆しています。

何度もコメントをしようと思いましたが(クレーム出そうとしましたが)全部途中で消しました。

自分の小ささがさらに恥ずかしくて。

祥子さんが、全力で僕を褒めてくださっているのに、それを否定したら、もとのもくあみ。君は何を学んでいるんだね?とのぶさんにも叱られそうで。。。

ですので、先日LINEで送らせていただいたプチクレームも、祥子さんの見事な文章に跳ね返されてからは、毎日の記事に戦々恐々としながらも、楽しみにしていた自分がいます。

ここまで、僕のことについて、丁寧に、愛情いっぱいに、世間にご紹介してくださる方は、おりません。本当に、ありがとうございます。


おかげさまで、記事を読まれた方から久しぶりに連絡が来て、講演依頼や、人形劇のご依頼、ただ久しぶりに会いたいね、というお話まで、嬉しくて、ありがたくて。それに、一緒に仕事をしている皆様からも温かい信頼をいただけたり、まさかの我が家の猫たちまでもがなんとなくいつもより近くに寄ってきてくれる気がして(笑)

何より今、本当に自分がやりたいことってなんだったのかを再確認することができています。


僕が好きなことってなんなのか。

何をしている時が一番嬉しいのか。


ちゃんと自分に向き合って、「素直になれること」が嬉しくて、許された気持ちになってじっくり考えてみると、答えは一番近くにあったことに気付きました。


祥子さんに関わる人は皆、そうやって何かに気づいていく気がします。

多分この世の人々は、本当の自分を見失っている人が多くて。実は、本来の自分に戻れば簡単なのに、周りの圧力に負けて、自分をなくし、相手に合わせて生きることで、居場所を作るしかない状況の人が多くて。

僕は、幸せなことに、自由にさせてもらえている立場にいて、たくさんの時間があって、なんでもできるのに、段取り良く動けていなかった。。頑張っているつもりで、無駄なことをし続けている状態だったことに、気づけました。

一応僕を、立場のある人間だから、という配慮で、あの「また会えたときに」の物語では野田一というペンネームを作っていただいたことも感謝しております。今となっては、もう隠す必要もないくらいの勢いで記事が形成されていますねw

はい。それも受け入れます。


教育講演会の内容、ほぼすべてを公開してしまったことで、営業妨害だーなどと小さいことは申しません。
おかげさまで、僕のアホなところがより明らかになって、むしろすっきりしました。


祥子さんが期待するような表舞台にはまだまだ立てる器ではございませんが、これからも地道に、自分がやりたいことを継続して行こうと思っています。


それによって、楽しんでくださる方が増え、喜んでくれる子どもたちが増え、僕自身が命を燃やしていければ最高です。


祥子さんが命をかけて残そうとしてくれているものを、これからも大切にします。何度も読み返して学ばせていただきます。


ああ。これだけ書くのに、2時間もかかってしまいました。


さっちゃんたら、記事を毎日書いてアップしてるけど、これって本当にすごいと思います。



くま拝

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シリーズが始まる少し前、11月26日。
実はさっちゃんからLINEで、これが最後かもしれないと思わせるようなメッセージが届きました。
短いメッセージでしたが、いよいよ時間がなくなってきたことを告げる言葉でした。

祈りました。

祈りだけで人の命が延びるわけではないし、すでに相当の苦痛の中で1分1秒を生きているさっちゃんにとって、ただ単に「がんばって!生きて!」ということは、勝手な私のエゴでしかなく、何が正解なのかはわからない中で、

それでもまだ生きていて欲しい。

さっちゃんに、何度も何度も奇跡が降り注いでくれますように、と。

その後2日間、さっちゃんからのLINEは途絶えました。
おそらく昏睡状態であったのだと思われます。

この一年間で、何度この状況をむかえたことでしょう。
それでも、その度に、さっちゃんは復活してくれました。

その繰り返しが、永遠に続くことはないとわかってはいても、それでも何度でも奇跡が繰り返されて欲しいと、願わずにはいられないのです。

そして3日目の朝、

さっちゃんから、いつもと変わらぬ調子での、
「おはようみぃちゃん」
のメッセージが届いたのです。

迷子になってたわたしを導いてくれたのは、娘のみぃちゃんでした。

歌いながら、わたしの手を引いて歩いてくれて、このまま天国行きかと思いきや、目が覚めたらハルさんが居て、手を握り泣いていて。久しぶりの親戚一同に取り囲まれていて。うっすら目も見えていて。ずっと痛かった顔から、針の塊が消えていて。

わたしの身体はやはりゾンビ体質だと、再認識。

枕元でまた会えたときにの曲が流れてて。ナアスが気を利かせてくれたのね。ありがとう。

と伝えたら、流してませんと。

びっくり。

脳内再生されているだけでした。

もしかして、みぃちゃん。あなたの仕業?

昨日の夜中に復活したあと、病院側がてんやわや。絶対死ぬはずの人が死なないから(^^)

その話は、いずれ記事にしないとね


そして、それからの快進撃がまたすごかった!

ご存知のとおり、くまさんを表舞台に引っ張り出すことがひとつの使命だと、昏睡から目覚めたばかりの体で、ものすごい勢いで記事を執筆し、計画をねり、作戦をたて、
矢継ぎ早に飛んでくるさっちゃんからの的確な指示に、舌を巻きつつもなんとか振り落とされないようついていく私がおりました。^^;

公開記事だけでなく、過去記事についたコメントにも、真摯に対応していくさっちゃん。何かこれまでにはない、更なる大きな力が宿ったとしか思えないくらいです。

ちなみに、この読者の方とのコメント欄でのやりとりがまた素晴らしくて、コメント欄までなかなか皆さん目にされないと思うとあまりにももったいなく、ここはいづれまた記事としてご紹介させていただきたいと思っております。

電子書籍化された「ゾンビさっちゃんのラブ全開!」では、一部のコメントやりとりもご紹介しています。

Amazon Unlimited でなら無料で購読できます。


そうして、この一ヶ月のシリーズ更新が実現したわけです。

昏睡状態から目覚めた直後の人が成せる技とは思えません。
実際に、読んでくださっていた皆さんにも伝わったことと思いますが、このような長文を毎日欠かさず一ヶ月間発信し続けることの大変さ。

健康な状態でいる自分は、さっちゃんほどちゃんと今を生きれているのか。

そう何度も自問させられました。


さっちゃん、本当にお疲れ様でした!
シリーズひと段落のタイミングで、ぜひとも少し休憩してください!

とはいえ、せっかく一ヶ月の毎日更新をつづたこのゾンラブの火を絶やさぬよう、さっちゃん休養中は、私たち関係者チームでフォローしていきますからね!

安心して、ゆっくりと新年を過ごしてください。

私たちも、おそらくご親戚の皆様も、たぶんさっちゃんご自身が、もう迎えることは難しいのではないかと思っていた新年を、力強く迎えようとしているさっちゃんに、心からのリスペクトと感謝と愛を送ります。

さっちゃん、今年一年、本当にありがとう。

4月に「ブログを始めたい!」と言い出されてから、
一日たりとも、
一瞬も、
生きることに背を向けなかったさっちゃん。

これからも全身全霊で応援し続けます。

そして、読者の皆様にも、ぜひそんなさっちゃんを見守っていてくださると嬉しく思います。

ありがとうございました。

新年もまた変わらずよろしくお願いいたします!

2022年、さっちゃんにとっても、読者の皆様にとりましても、素晴らしい一年の幕開けとなりますよう、お祈りいたします。


     2021.12.31 福井のみぃちゃんより

  

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