ゾンビさっちゃんのラブ全開!

もうすぐ70歳になる余命宣告を受けたがんサバイバー。 病室でブログを開設!

のぶさんが惚れた人

さて、そろそろ。。

でぇれぇおもれぇ人の話、をしていかねばならんのう。半年かけて書いてきた、あたしと、あたしを取り巻く素敵な人々の紹介は一旦この辺にしておいて。

このブログを立ち上げた理由をおさらいすると、こちら、最初の記事に書いた通りじゃ。

 

あたしがこのブログで伝えたいことは、

「この世には、でぇれぇおもれぇ人がいる」

じゃ。

つまり、「みんな知らんじゃろうがこの世にはの、めちゃくちゃ尊敬すべき、スッゲー偉大な人がいるんだぞー」という意味ね。

あたしの大大大好きな松尾たいこさんも、男前墨絵画家の西元祐貴さんも然り、おもれぇ人は何かしらの”わかりやすい”表現をしておる。世の中に対して、自分の中にある形のない何かを、全力で”わかりやすく”見せてくれておる。しかも誰にも真似できない素晴らしい技術で。

それを垣間見ることで、人々はそれぞれ何かを感じ、何かを想い、何かを決めて動き出す。”わかりやすい”から、人は理解をして動き出せる。

動き出せた人は、周りの人を巻き込んで、流れを作り出す。その流れに乗り、一緒に前に進む人は何度も失敗しながらも、自分で立って歩けるようになっていく。背中を押されながら、逃げずに前へ。

世の中には、明らかにオモテ表現者もいれば、それとは全く違うウラ表現者もいるもんで。今回からはウラ表現者の話じゃ。ウラの表現者は、少し”わかりにくい”。

なぜわかりにくいのかというと、単に恥ずかしがり屋さんである可能性が高い。表に出て行きたくない。目立ちたくない。自分より他の人の方がよほど優れていると思っている。なのに、ある一定のシチュエーションでは、オモテ顔負けの動きで大活躍するから面白い。

その人は、あたしのオットであるのぶさんにとっての大親友でもあり、大尊敬する師匠でもあり、(オットが推奨する)神ゴトのお弟子さんでもあった人。あたしはオットから紹介されたこの人の奥深さを知れたことで、人生が大きく変わった。この小難しいあたしの性格で、不安定なヒステリック体質の、傷だらけの人生だった不毛な時間を、一瞬で希望の花園にしてくれた人。

このブログの一番最初に書いたじゃろ?

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その人がどれだけおもれぇのかを、書くことに決めた。
これを書き残すことが、未来のためになる。
この世の役に立つ。
そう思ったからベッドから起き上がった、、


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と(๑>◡<๑)

ずいぶん待たせてしまった。忘れていた訳ではないぞ。書くタイミングを見計らっておったんじゃ。

で、しかもこの話は、ちょっと長い。実は、先日。こりゃアタシもそろそろ長くないな。と思う瞬間があり、オットがこのパソコンに残しておいてくれたファイル(天国からの手紙)をとうとう開いたんじゃ。

そこに書かれてあったのは、つまり、裏街道まっしぐらの表現者のことのみ。パソコンに読み上げてもらっていくうちに、涙がこぼれたり、大笑いしたり、感謝でいっぱいになったり、胸が苦しくなったり。

たくさんの物語があって、それぞれが素敵で面白い。一人の人生が、こんなにドラマチックなのかと疑いたくもなるんじゃが、紛れもなく事実。

オットは、この人が残した足跡をたどりたくて、残りの人生をこの人のたどった道を探す旅に費やすため、自宅を売却してしまったくらいの肝の入れようじゃった。あたしもそれに付き合って旅をして、まさかの奇跡を何度も経験しているので、何を聞いても感情移入度が半端ない。

ということで、満を持して、でぇれぇおもれぇ劇人(げきんど)くまさんの登場の運び。この回は、現在のくまさんの基本情報を、あたしの目線でお伝えしようと思う。語り尽くせぬ場合は、持ち越して書いていく。おそらく、続けて読んでいただければ、だんだん見えてくるはずじゃ。

くまさんのこと。ご存知の方はすでに多いはず。実は、ある界隈では有名なお人。なのに、絶対メジャーでは出ようとしない。

まずこの人は、とにかく笑顔がいい。声がいい。頭がいい。

なのに、タイミングが悪い。体の調子が悪い。チャンスに弱い。

なw

この時点ですでにおもれぇじゃろ。

うまくいきそうな雰囲気を持っているのに、うまく行かない。

素敵な流れを作れる人なのに、自分のこととなると途端にダメダメになる。わざとタイミングをずらしているとしか思えん。

苦しい思いをしている人の心に、じんとくる言葉を伝えることができる人なのに、自己肯定感が低すぎて笑える。。。

つまり、ギャップが激しすぎて周りの人はまず混乱するし、安心もする。

もっと簡単に言うと、つらくて苦しい人間の成長を、自ら望んで舞い降りた、天使みたいな人ってこと。あたしにとっては神さまみたいなお方である。

にもかかわらず、ビビリ屋で、ハニカミ屋で、面倒臭がり屋で、どうしようもなくおバカで、不器用で。

周りの人間は、

「え?なぜそこでそんな遠回りをするの?」
「え?なぜ急にしどろもどろになるの?」
「え?なぜもっと要領よくできないの?」
「え?なぜその仕事、断らないの?スケジュール大丈夫?」
「え?また病気?また無理して!!」

遠回りの理由は、なぜか遠回りの道の途中で出会う人の手助けをするためだったり。

しどろもどろの理由は、誰かを庇うため思いついた嘘を噛み噛みで説明してたりして。

要領が悪い理由は、一度に複数の作業をすることができないのもあるが、初めての経験になると緊張してしまい動けなくなるタイプだったりして。

仕事を断らない理由は、自分を中心にしていないから。常に、周りにいる人をメインに考えているので、依頼してくる皆様は主演俳優で、自分は脇役と考えている。

はい。病気のオンパレード。あたし以上に。ここには挙げられないくらいの大変な病気を患い、治療し、それを抱えながら、とにかく元気(そう)に走り回っている。

つい先日も、奈良の幼稚園で、人形劇をしてきました、との報告があり。

動画を楽しんでくださいと、あたしにドカンと送られてきた。

もうすでにあたしの目はほぼ使い物にならなくなっているので、聴くだけじゃったが、子どもたちの声と、くまさんの溌剌とした声に癒されて、涙がこぼれた。

そのお話はまた次回にしようかの。

続くので、コメントはまだ要らぬぞよくまさん( ´∀`)

子どもたちに囲まれる劇人(げきんど)くまさん

〜ゾンビより愛を込めて〜


つづく→ 忍法:テレパシーの術

 

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