<昨日の日記>の続き
あたしの生命力は、いつか尽きる。
それはもう逃げられない末路じゃから、なんにも怖くない。いつその日が来てもいいようにと準備しながらこれを書いておる。
もうだめじゃな。もうあかん。と言われ続けながらも、こうして皆様に読んでいただけることが嬉しくてたまらんもんじゃから、むくむくと力が湧いてきて、またこうしてパソコンに向かえる。
ほんに感謝。
皆様に、心からお礼を申し上げる。
ありがとうございます。
さて、くまさんエピソード最後のお話。中学生時代になっていくぞ。これまた長いので、複数回に分けて出していこう。
1年生:骨折問題
2年生:いじめ問題
3年生:進学問題
とまあ、これだけ見ても、気が重くなってしまう方もいらっしゃるじゃろうの。しかし、大丈夫じゃ。ちゃんとハッピーエンドになるもんで。安心せいよ
さて、皆さんもぜひ、中学生になった気持ちでご覧いただけるとありがたい。臨場感をお楽しみくだされ。
ではまず、中学一年生の出来事から。
僕は、中学生になっても何かしらの問題、トラブルを誘発する人間であることに変わりはありませんでした。今でもそうですが、僕の周りでは、大なり小なりの問題が起きます。
特に、自分あるあるなんですが、これだけは絶対にやってはいけない!と決めたことを、やっちゃいけないのに、流れのままにやってしまっていることが多々あります。つまり「やらかして」しまっているわけです。
まあ周りの人々は、たまったもんじゃありませんよ。ほんとに。やるなよ!いいか、絶対やるなよ〜〜と言われた矢先にやらかしてしまうことが多過ぎて、自分でも苦笑いです。。
みなさんにもご経験があると思います。
山道を先に歩いていてぬかるんでいる場所を見つけたあなたは、そこ、危ないから気をつけて、と後続の方に言った矢先にまず自らがすってんころりん。とか。
入り口を屈んで入らなければならないお店に入る時、後ろの人に、ここ注意してね。と伝えたあなた自身がごつん。とか。しかも、出る時にもごつん。とか。
ドライブ中、サービスエリアで、みんな、財布忘れんといてや〜。あたしが車のキー持ってんねんからいちいち戻って開けられへんでーと言ってるあなたが、キーだけ持って出て財布は忘れる。とか(笑)そして急に便意をもよおし、皆を車の前で待たせてしまう。とか(苦笑)
つまり、そういうことを、日常でやらかしてしまう僕は、中学1年生の時、ホームルームの時間にやってはいけない事件を起こしてしまいます。
骨折です。
左手首をポキっと。担任の先生がホームルームが始まる前に言いました。全ての語尾を伸ばす先生でした。
「今日は特別にー!この時間は、何をしてもいい時間にしますー!。遊んでもいいしー、読書をしてもいいしー、ぼーっと空を眺めていてもいいしー、教室の掃除をしてもいいー(ニヤリ)。なんでもいいからー、自分なりの時間の使い方をしてくださいー。ただしー、こんな大切な時間を自由時間にするかわりー、怪我だけは絶対にしないようにーーー。誰かが怪我をした時点で金輪際自由時間はないと思えー!そして、他のクラスは授業をしてるんだからーー、絶対に迷惑をかけないようにしなさいーーー。それではーーーー自由っ!!!」
クラス中が沸き立ちます。自由時間。たった45分くらいのその時間が、夢のような時間になること、を夢見て中学一年生は明るく燃えます。
僕たちは、みんなでサッカーしようとなり、校庭に繰り出します。僕も嬉しくて珍しく走ります。
あはははは。あはははは〜と笑いながら校庭に出て、目についた鉄棒にジャンプしてぶら下がり、あはははと言いながら、勢いよく飛ぼうと思って一度後ろに体を振り、力を溜めて、さあ前に飛ぼうと思った瞬間、自分の体重に耐えきれず、手が鉄棒からツルッと離れました。あ!と言う間もありません。
左手で、全体重を支えて受身をとったものですから、左手首もびっくりしてポキ。
(会場:いやあああああんというおぞましい空気感で充満)
はい。ごめんなさいね。続けますね^^見事真っ二つに折れまして、プランプラン
(会場:さらにのけぞって嫌がる人、首を振る人、ハンカチを口に当てる人続出)
クラスメートたちが集まってきて、先生もやってきて、僕は脂汗タラタラでうめいておりました。
「はいーーー。自由時間ー終了〜〜〜〜。お前ら教室入れーーー。さ、病院行くぞ。」
クラスメートたちの悲痛な叫びを尻目に、僕は先生と共に急いで病院へ。
「俺、言ったよなあー。怪我したら終わりってー。お前の怪我で、今日は最悪やー。」
と先生は舌打ちせんばかりの勢いで僕をなじりました。泣きながら謝るしかなくて、痛みと申し訳なさで先生の車の中で悶絶しました。
ついた病院が、整骨院。先生は捻挫だと思っていたみたいで、レントゲン撮ってみて折れていたのでびっくりしていました。
でもって、そこは副え木をして三角巾で肩から吊り下げるだけの簡単処方。石膏で固める整形外科ではありませんでした。絶対に動かさないでください。と言われ、痛み止めもないまま、学校に戻り、クラス中から非難轟々。
中には、僕の折れた腕を掴んで持ち上げ、
「お・ま・え・の・せ・い・で!」
と悔し紛れに笑いながら上下にしゃくる友達もいて、折れた骨がガリガリいう音を聞きながら、僕は絶叫。
それを見て女子が言いました。
「それ、折れたんか?」
僕はうずくまって泣きながら頷き、折れた。とだけ言いました。
もう、バカを通り越して情けない人の状態になっておりましたね。全員から白い目で見られている気がしていました。
皆の自由時間を奪い、骨折し、友達から嫌われてしまう状況で、僕は午後の授業は痛みと悔しさと自分を責めることで費やし、部活も初めて休み、家路につきました。
つづく
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