読みましたか?読みましたよね?
「教育講演会」シリーズ。
何を隠そう、私も2人の子ども(長女7歳、長男4歳)を育てる母であり、来月にはもうひとりの出産を控える身であります。
いよいよ着られる服がなくなり、3バリエーションをローテで着まわしている、お腹の大きなおばちゃんをご想像ください。
それが、夏世です。
はい。皆さんこんにちは。
子どもが3人もいれば、子育てなんてお手のものでしょ!?
まさか!母親7年目にして、いまだ迷いながらの毎日です。
おそらく子育て10年目のお母さんも、20年目のお母さんも、もっと言えば30年目のお母さんだって迷っているはず!
だってとにかく、子育てには「正解」がない。
私たちが子どものころには「当たり前」「正しい」とされてきたことが
今では「間違い」と言われ、
「え!?そうなの?」と驚き、戸惑う毎日。
スマホやパソコン、インターネットが生活必需品になったことで、誰でも、いつでも、何でも、言ったり書いたりできるようになりました。
そしてそれを、いつでも「検索」できるようになり、夜中に、延々と検索し続けることも可能に。
検索しても検索しても、結局納得のいく「正解」が見つけられず、体力勝負な子育てには不利すぎる寝不足な朝を迎えてしまったり。
大袈裟ではなく「正解」な子育てを検索し続ける毎日です。
そんな時に、くまさんの「教育講演会」を文章にまとめ上げてくれたこの投稿。
ありがたや〜ありがたや〜
迷える子羊な親たちには、繰り返し確認できるこの「教育講演会」シリーズがどれほどの助けになることでしょう。
さて。
ここでもやっぱり確認してしまったのが、子育てに「これをやっておけば大丈夫」なんていう絶対的な「正解」はないということ。
「正解」がないのだから、親は常に考え続けなければならない。
考え続けるために、子どもたちを見ること、理解しようと努めることが必要なんですね。
結局、私たち親には、子どもが健やかに成長していくためにも、よりよい将来のためにも「正解」を提供することはできなくて、子どもを愛し、心に寄り添い、見守る。
ここぞというタイミングで手を差し伸べる。声をかける。
できるのはここまで。
「ここぞ」というタイミングなんて、ずっと愛を持って見ていないとわかりません。
くまさんのお母様の、神がかり的なタイミングに「はっ!」とすること必至です。
私にこんなことできるかしら。。。
生まれたばかりの、親をはじめとした家族の目の前で成長を見せてくれる時期。
保育園や幼稚園に通い始めて、家とは違う顔を見せる子どもたちを知る時期。
学校に行き始めて、徐々に家族と過ごす時間より学校で過ごす時間が長くなる時期。
「今日の給食なんやった?」と聞けば、「カレーライス!」と答えてくれていたのはしばらくのことで、
「今日、学校で何したん?」と聞いても「別に」「普通」と答えるようになって、学校での様子が徐々にわからなくなってくる時期。
これから子どもたちが成長していくと、私たち親の見えないところで、様々な経験をし、もしかすると、トラブルを起こしたりしながらも、人間関係を構築し、それぞれの個人として成長していくんですね。
目の前で見ることができなくなっても、心は常に寄り添い続け、愛を持って見守り続け、思い続けていれば、
「ここぞ」というタイミングがわかる。
そのタイミングで、くまさんに声をかけてきたお母様は、子どもたちを愛を持って見守り続けてきた人なんですね。
そしてそれがきっと親にできる唯一のこと。
検索すれば検索するほど、どの予防接種を受けさせるか、どこの幼稚園に入園させるか、習い事は?などなど、あらゆる場面での子育ての情報は常に更新されていることがわかります。
それでも、そんな日々移り変わる「小手先の正解」に振り回されることなく、愛を持って、子どもに向き合い寄り添い、見守ることが大切なのですね。
「文章にしてしまうと感動が半減してしまう」とさちこさんは心配されていましたが、
大丈夫。ちゃーんと伝わってます。
そりゃあ、なんでもライブに敵うものはありませんけど、(昨年8月の藤田朋子さんのコンサートでそれを確認しました)
文章になっている分、繰り返し、自分のペースで読めるので、ここに書き起こしてくださったさちこさんには感謝しかありません。
コロナウイルス収束の兆しが見えない毎日。
やはり「検索」はやめられませんが、自信を持って「愛を持って見守る」「心に寄り添う」ことができれば、心穏やかに子どもたちにも向き合えそうです。
さっちゃん応援団・夏世
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